リンガルブラケット矯正法-舌側矯正
治療内容
マルチブラケット装置という矯正装置は、通常歯牙の表に装着していますが、このリンガルブラケット矯正装置は、歯牙の裏に装着して治療を行っていく装置です。
よって、表からは見えなく審美的に良いものになっています。
表からの装置と比較して、やはり見えないということが利点になってきますが、舌の感覚が悪い、歯並びの状態によっては表からの装置よりも治療期間がかかるということもあります。
治療を受けるリスク・副作用など
本装置は、歯牙の表面(唇側面、頬側面)に装置をつけるのではなく、裏側(舌側面)につける装置です。
そのため利点として装置が見えなく審美性に優れています。
その反面、不正咬合によっては装置がうまく装着できない、治療期間が通常より延びるなどがあります。
治療期間・回数
基本、表に装着をする装置と同様もしくはより時間を要すると思います。そのため2年以上となりますが、抜歯・非抜歯、叢生の程度、咬み合わせの状態により治療期間は延びると思われます。
回数は通常ワイヤーを使用する矯正治療は1カ月に1回の来院間隔です。そのため2年では24回の来院回数となります。
費用(税込)
装置費用として、上下顎リンガルブラケット装置の場合、825,000円となります。
その他、上顎のみの場合、上顎はリンガルブラケット装置、下顎は唇側でのブラケット装置の場合は料金は異なります。また、リンガルブラケット装置以外に付加的装置が必要な場合は、ブラケット装置に加算させていただきます。
精密検査、ブラッシング指導料金、診断料金、毎回の処置料、装置撤去時のレントゲン撮影料金は別途かかります。
※本格的矯正治療において、装置料金には、歯牙移動で使用する矯正装置と保定装置が含まれます。そのため、上下顎矯正装置に関しては、上下顎ブラケット装置(2装置)と上下顎保定装置(2装置)となります。
- 矯正のメリットとデメリット
- 不正咬合の種類
- 矯正歯科Q&A
- 矯正歯科の料金について
- 医療費控除
- 先天疾患による咬合異常がある方へ
- 顎変形症の方へ ―顎のズレを治す外科矯正治療
- 矯正治療におけるリスク・副作用
- こどもの矯正治療
- 大人の矯正治療
- 歯科矯正用アンカースクリューを用いた矯正(歯科)治療
- リンガルブラケット矯正法-舌側矯正
- マウスピース型カスタムメイド矯正装置(インビザライン)
- 歯列矯正用咬合誘導装置(ムーシールド)